河川敷に捨てられた保護犬にん太(ダックスフンド)との出会い
車内紹介の動画を撮っていたら…
2018年12月15日
当時よく使っていた神奈川県厚木市にある高田橋多目的広場に、その日も撮影しに向かいました。
準備をしていると草むらに黒い影が…
他にも人がいたので、最初は放し飼いにされてるのかな?お散歩中かな?と思ったのですが、にん太を気にしている人はいない。
近づいてよく見ると毛は伸びっぱなしで、胸のあたりは毛玉だらけ!放置されている感じでした。
どうしようと思って車に戻ったら、にん太も付いてきました。
撮影中もずっとそばにいました、休憩中イスに座っていると、足元で寝る、裾を引っ張る…凄く人懐っこい犬だなぁと思いました。
しかし実際一緒に旅をしたり、警察に保護してもらったとき嫌がって逃げている所を見ると、そんなに人懐っこいほうでは無いのかなと思います。※ちなみに犬見知りは激しく、女の子は大好きです…笑
人懐っこいと思ったのは、にん太の必死のアピールだったのかなと思います。
出合った頃のにん太は太っていて、足をひきづるように歩いていました。走る事はできませんでした。
恐らく、高田橋多目的広場はキャンプやBBQをしている人が多いので、それをもらって生きていたんじゃないかなと思いました。
こういう時はどうしたらいいのか?
初めてのことだったので、どうしたらいいかわからず、最初近くの動物病院に電話しました。すると「1回警察に電話してください」と言われて警察に電話しました。
土曜日に警察に保護してもらったのですが、保健所は平日じゃないと開いていないので月曜日までは、警察で預かることになりました。
これからどうなるのか心配だったので、保健所にどうなるのか聞きました。基本神奈川県では殺処分していないということと、一度保健所に入ると一般の人では引取りは出来ないと言われました。
そして運命の月曜日
2018年12月17日
警察から保健所に引き取られる15分前ぐらいに、保健所から電話がありました。
「健全じゃないわんちゃんは殺処分の対象になってしまう」
家族にも犬を飼うことは反対されているし、ペット用品も無い、でも、もしかしたら殺処分されてしまうかもしれない。
見捨てることは出来ませんでした。
警察に「ちょっと待ってください!」と電話をしてにん太を保護する事に決めました。
警察に行く
にん太と2日ぶりの対面、しっぽを振ってお出迎えしてくれました。
死ぬまで一緒
動物を飼うと決めたからには、最後まで責任を持って面倒を見てほしいです。
にん太を捨てた元飼い主には「ふざけるな!」と怒りたい気持ちがありますが、にん太との出会いには感謝しています。
人生がガラッと変わったなと思います。にん太のおかげで出会った人も沢山います。これからもにん太を幸せに出来るよう頑張っていきます。