道の駅でキャンプしていたので通報したら
ゴールデンウィーク中の出来事
2年前のゴールデンウィークに和歌山県の有名な観光地にある道の駅に行ったときの事でした。
道の駅に設置してあるテーブルで火を使って調理を始めた団体がいました。
この団体だけではなく、テントを張る夫婦や芝生のベンチでBBQする2人組もいました。
道の駅の駐車場(車の外)や、設置してあるイスやベンチや、芝生や施設内で火を使用することやテントを張ること(キャンプ行為)は禁止されています。
こちらの道の駅にもちゃんと大きな看板があります。
警察に連絡
こういった禁止行為、危険行為をしている人見つけた時、自分で声をかけると余計なトラブルが起きかねません。
基本的に警察や施設の方に連絡して注意してもらう方が良いと思います。
※緊急で危険だと思った場合は私も直接注意するかもしれませんが…。
警察や施設の方のお話
今回注意をしてくれた警察の方にお話しを伺いました。
- テントを張ったり調理をすることはもちろん禁止
- ゴールデンウィークだからこういうことが起きているんであっていつもはこうじゃない
- せっかく観光に来てくれたのにすぐに出て行けとは言えない
テーブルで調理をしていた団体は東京から来た人達でした。
観光客として守らないといけない
田舎の観光地は沢山の観光客が来てくれることによって地域が活性化しているということもあり、地元の方はとても寛大に対応してくれます。
だからこそ訪れる側の私たち観光客が、その場所のルールをしっかりと守り、気持ちよく楽しませてもらわないといけません。
兵庫県にある道の駅「あゆの里矢田川」さんではテーブルが焦がされるという出来事がありました。
禁止されている行為の中には一歩間違えれば事故になり、ケガ人が出る可能性があるものもあります。
この焦げたテーブルも、手に負えないほど燃え広がっていたかもしれません。
道の駅でのルール
ここでもう一度道の駅についてお話します。
道の駅はドライバーの為の休憩施設です。
決してキャンプやBBQが出来るキャンプ場や公園とは違います。(キャンプ場が併設されている道の駅もあります)
- 道の駅の駐車場でイスやテーブルを広げてBBQや調理をする事
- テントやタープを張ること
- 施設(トイレや建物)に泊まること
- ゴミの不法投棄
- トイレで洗い物や洗髪をすること
- 電気を勝手に使う事
- 車を道の駅に放置して出かけること
- 何日も道の駅の駐車場に居座ること(車上生活)
このような行為をする人が実際にいます。
道の駅の方はこういった行為にとても困っています。
道の駅のルールやマナーを守り、「なるべく迷惑をかけない」「なるべくお金を落とす(地域活性化)」このことを心がけて気持ちよく観光しましょう。
※残念ながら現在はコロナの影響でいろんな場所に観光目的で行くことは自粛を求められます。(2021年8月現在)
国土交通省の方の見解
国土交通省の方にお話を聞いたときにいただいた見解を載せておきます。
道の駅の駐車場での休憩方法や解釈は個人によって違う為、それを車中泊と表現する場合もあり一時的な車中泊は問題ない。ただし、道路利用が無いそこでの車上生活や、テントを張って泊まる行為や、トイレで寝る行為は本来の使い方ではない。