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くるまのニュースの”道の駅やSA・PAで車中泊はダメ?”記事変更について

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管理者のNinjaにんにんは 全国のドライバーの安全を守る活動をしております。 その中で一部の道の駅が不正に「独自ルール」によってドライバーを危険にさらしていると知り、国と争った結果、国土交通省より「車中泊禁止、車中泊ご遠慮」といった車内での休憩、仮眠を妨害する様な表現は不適切だと正式に認められた結果、不適切な看板の撤回撤去をしております。 実績は中国地方104カ所の道の駅と全国19カ所の計123カ所(2021年5月現在)の 車中泊禁止、車中泊ご遠慮、長時間駐車の禁止の看板の撤回撤去をさせていただいております。 活動についてはYouTubeでも報告させていただいています。

ウェブの記事での間違った情報の拡散を止めたい

私は中国地方の104か所の道の駅と、それを除く北海道から九州まで20か所の道の駅の「車中泊禁止」の看板やポスターの撤去をする活動をしてきました。

その活動の中で今までも間違った情報を発信しているウェブ上の記事も改善してもらうよう呼びかけ、実際に改善してもらってきました。公表していないメディアさんも含めると4社ほど。

今回ゴールデンウィーク中の5月1日に「くるまのニュース」さんというウェブメディアさんより「道の駅での車中泊は禁止されている」という内容の記事が出されました。

この記事はYahooニュースなどでも見ることができ、沢山の方が読まれたと思います。

私はこの記事の改善をお願いし、そして現在はすでに改善していただいています。

今回はくるまのニュースさんの記事の改善に至るまでのお話と、道の駅の車中泊についてのお話をさせていただきます。

なぜ道の駅で車中泊禁止がダメなのか

先ず、くるまのニュースさんのお話に入る前に、「なぜ道の駅で車中泊禁止をしたらダメなのか」を改めて、お話させていただきます。

道の駅とは何か

国土交通省の道の駅案内のHPには、「道の駅とは」にこうあります。

長距離ドライブが増え、女性や高齢者のドライバーが増加するなかで、道路交通の円滑な「ながれ」を支えるため、一般道路にも安心して自由に立ち寄れ、利用できる快適な休憩のための「たまり」空間が求められています。~道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」、の3つの機能を併せ持つ休憩施設「道の駅」が誕生しました

そして道の駅の基本のコンセプトはこちらです。

  • 休憩休憩機能…24時間、無料で利用できる駐車場・トイレ
  • 情報は新機能…道路情報、地域の観光情報、緊急医療情報などの提供
  • 地域連携機能…文化教養施設、観光レクリエーション施設などの地域振興施設や防災施設(感染症対策を含む)

このことから、道の駅は休憩施設であることがわかると思います。

そしてさらに、道の駅の駐車場は簡易パーキングというものです。

簡易パーキングとは…主要な幹線道路のうち、夜間運転、過労運転による交通事故が多発もしくは多発するおそれのある路線で、休憩のための駐車施設が相当区間にわたって整備されていない区間等において、自動車駐車場(簡易パーキングエリア)を整備する。

このことから、道の駅の駐車場は夜間運転や過労運転の交通事故を防ぐ為に作られた休憩の為の駐車施設であることがわかると思います。

ここまでで、国土交通省が出している、「道の駅の概要(HP)」や、道の駅の駐車場の簡易パーキング整備事業の資料から、間違いなく、道の駅は休憩施設であるという事がわかっていただけたかと思います。

車中泊とは何か

次に、「車中泊」についてお話させていただきます。

車中泊とは「車で寝る行為や夜を過ごす行為」のことを言います。ウェブの辞書や辞典にも以下のように書かれています。

  • goo辞書…自動車または電車内で夜を過ごすこと。
  • Weblio国語辞典…車両内で寝泊りすること。主に自動車の車内で寝ることを指すが、電車内で寝泊りすることを指す場合もある。
  • デジタル大辞泉…自動車または電車内で夜を過ごすこと。

この様に車中泊とは車で寝たり、夜を過ごす行為そのものを言います。

なので車の中で仮眠や休憩をして夜を過ごす行為は車中泊です。

道の駅での車中泊禁止は危険

「道の駅」と「車中泊」についてお話させていただきました。

道の駅は休憩施設です。

車中泊は車の中で休憩や仮眠をして夜を過ごす行為です。

休憩施設である道の駅で休憩や仮眠をして夜を過ごす車中泊を禁止することありえません。

ではなぜ「車中泊禁止」と間違った看板を出す道の駅があるのか、

それは、「車中泊」と言うものを勘違いしてる方がいるからです。

これまでお話を伺った道の駅さんは車中泊は「車内で寝たり夜を過ごす行為」ではなく、以下の行為と考えていました。

  • 机やイスを車外に広げる
  • 外で調理やBBQをする
  • テントやタープを張る
  • トイレの水道での洗い物をする
  • 電気を勝手に使う
  • ゴミの不法投棄

確かに車中泊をする人の中には、これらのマナー違反や犯罪行為をする人がいます。

しかしこれらの行為は「車中泊」とは別の問題です。

車中泊はあくまで、車内での休憩や仮眠のことを言います。

そしてこの「車中泊」と言うのは、ただの休憩や仮眠ではありません。

車の運転する方なら、突然の睡魔、長時間の運転による疲労、突然の体調不良、が起こった時に「早くどこかで止まって休憩しなければ」と思ったことがあると思います。

車中泊はそういった時に「危険運転にならない為」に「事故を起こさない為」にとても重要で人の命を守る為の行為です。

夜間運転や過労運転の交通事故を防ぐ為に作られた道の駅の駐車場で車中泊をするというのは、当たり前の事で、決して禁止してはいけない事なのです。

例えば、疲れを感じたので車中泊をしようと思い、近くの道の駅を探し、そこへ向かう。やっと到着したと思ったら、そこで車中泊禁止の看板を見つけます。ここでは車中泊で夜を過ごすことが禁止されていると思い、他に休憩出来る場所を探します。疲れている状態でさらに運転をするというのは危険なことです。睡魔が来て、運転が出来ないが、道の駅が使えないならと、路上駐車をして、追突されるかもしれない。もしかしたらそのまま居眠りをして人を轢いてしまうかもしれない。田舎の暗い道路で民家や畑に突っ込むかもしれない。夜間運転や過労運転の事故を防止する為に作られた道の駅なのに、そこで車中泊が出来ないというのはこういったことも起こりかねないのです。

国土交通省の見解

この活動をするにあたり、国土交通省の担当の方や道の駅の担当の方とは何度も、道の駅の車中泊についてお話してきました。

中国地方の道の駅104ヵ所で使われていた、道の駅連絡会が作成したポスターや冊子の内容の変更について、国土交通省の担当の方とお話した際の内容と、これまでお話させていただいた国土交通省の方のお話を以下にまとめます。

車中泊禁止ご遠慮や長時間駐車の禁止は不適切。道の駅の駐車場での休憩方法や解釈は個人によって違う為、それを車中泊と表現する場合もあり一時的な車中泊は問題ないと見解を出している。ただし、道路利用が無くそこでの車上生活や、テント張って泊まる行為や、トレイで寝る行為は本来の使い方ではない。

車中泊に対する私の考え

車中泊禁止の看板を掲げている道の駅さんが「車中泊」について勘違いをしてるのお話しましたが、実際に車で休憩や仮眠をしたり夜を過ごすというシンプルな行為な為「色んな車中泊」があります。

例えば、道の駅に住み着いてしまう、車上生活をしているような人も車中泊をしていると言えるでしょう、しかしこれは国土交通省の道の駅の車中泊についてのQ&Aでも「ご遠慮いただいています。」と書かれています。

「道の駅」駐車場での車中泊は可能ですか?➡「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。

そして車中泊を休憩や仮眠ではなくレジャー感覚で「楽しみたい方」もいらっしゃると思います。

もちろんマナーやルールを守れない人に迷惑をかけるような車中泊をする方は道の駅を使うべきでは無いと考えてますが、レジャー感覚で楽しみたいという方にも道の駅はお勧めしません。

なぜかと言うと、道の駅は休憩施設であるため、「楽しむ」ような設備はありません。

それに比べRVパークやキャンプ場などは水道、電気、ゴミの処理、シャワーなどレジャーとして楽しむための設備が色々と備わっています。

もちろん有料の場所が多いと思いますが、休日を楽しむ為ならそこまで高い出費では無いと思います。

そしてRVパークやキャンプ場が併設している道の駅もあります。そういった施設では休日を楽しめ、さらにその地域に貢献が出来るので私はお勧めします。

マナーやルールが原因という間違え

マナーやルールを守り、犯罪行為をせず、極力他人に迷惑をかけないようにする、というのは当然の事だといことを先に言っておきます。マナーやルールを守らなくて良いと言っているわけではありません。

しかし、マナーやルールを守らない人がいるから道の駅が車中泊禁止になるというのは間違えです。

先ほどお話したように道の駅は休憩施設です。

夜間運転や過労運転の事故防止の為に作られた道の駅の駐車場です。

例えば、歩道で歩行者がゴミを捨てても歩行禁止にはなりません。車道で車からタバコのポイ捨てをしても車の走行禁止にはなりません。「ゴミ捨てやタバコのポイ捨て禁止」になりますよね?

道の駅も同じです、道の駅でゴミを捨てたり、テントを張ったからと言って車中泊禁止になることはありません。それは「休憩」が「歩行」や「車の走行」と同じ機能だからです。車中泊禁止は機能を禁止している事と同じだからです。

※禁止にならないからと言って、マナーやルールを守らなくて良いわけでは決してありません。みんなが快適に気持ちよく利用できるよう、ルールやマナーを守り、極力迷惑をかけず、地域貢献の為に極力お金を落とすように道の駅を利用しましょう。

くるまのニュースさんの記事

くるまのニュースさんのウェブの記事の改善のお話をするにあたり、道の駅と車中泊についてしっかりと理解していただきたいと思い、ここまで説明をさせていただきました。

ここからは2021年5月1日に公開されたくるまのニュースさんのウェブの記事について詳しくお話させていただきます。

説明に入る前に、記事の改善にご協力いただいた、くるまのニュースの担当ライター様、神奈川県の道の駅「箱根峠」の担当者様、国道交通省の担当者様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

変更点1「看板の写真部分」

記事のトップに使われた「車中泊禁止の看板」ですが、実は道の駅の看板ではありません。

この「車中泊禁止の看板」は道の駅での車中泊禁止についての記事などで使われることがあるので、勘違いしている方も多いと思います。

※実際の看板の「車中泊は禁止です!」の下には「野沢温泉村」と表記がありますが、くるまのニュースさんの記事ではその部分は消されています。

この看板について、まずは、道の駅「野沢温泉」さんにお話しを伺ったところ、「うちの道の駅ではこんな看板は出していない」とのことでした。

なので、今度は野沢温泉村の役場の担当者の方にお話を伺ったところ、「横落駐車場」という道の駅とは全く関係ない、観光客向けの有料の駐車場に設置している看板ということでした。

実際「野沢温泉」という道の駅があるので、勘違いしてか、わざとかこの写真を使って道の駅の車中泊禁止の記事を書いた方いらっしゃって、道の駅での車中泊禁止の看板として出回っているようです。

このことをくるまのニュースさんにも説明し、写真の変更をしていただきました。

現在は下記のように変更されています。

変更点2「国土交通省の発言の部分」

記事内に国土交通省の担当者の発言として以下のような内容が書かれていました。

【変更前の記事】道の駅での車中泊について、国土交通省の担当者は次のように話しています。「道の駅は、それぞれの場所によってルールを定めているので、場所によって車中泊を禁止しているところもあります。ですが、道の駅によっては、使用料を支払うことで車中泊ができる場所もあるようです」

最初に説明した通り道の駅で車中泊を禁止することはありえません。

国土交通省の方からも車中泊禁止という表現は不適切だという見解をいただいています。

そして「ルール」に関してですが、道の駅は地方自治体が税金を使って設置し、駐車場に関しては国土交通省の管轄になっており、国が定めた「登録条件・コンセプト」があります。

国土交通省が「登録条件・コンセプト」を定め、税金を使って設置している道の駅なので、それぞれの場所で休憩機能に関するルールを定めているというのはおかしい話です。※もちろん利用差別の無い、犯罪行為やモラルに関するルールは別です。

国土交通省のHP道の駅案内要綱をはこちらのリンクから詳しく見れます。

このことを説明させていただき、記事の内容は以下のように変更になりました。

【変更後の記事】「道の駅は、それぞれの場所によってルールを定めているので、道の駅によっては使用料を支払うことで車中泊ができる場所もあるようです」

この内容も厳密にいえば完全に正しいというわけでは無いのですが、車中泊が禁止されているという大きく間違った情報は消していただきました。

使用料を支払う事で車中泊が出来るというのは、道の駅に併設されたRVパークの事もありますが、以前北海道の摩周温泉という道の駅で車中泊専用の有料の駐車場のスペースを作るという試みがありました。

この試みは、道の駅の駐車スペースを有料にして無料の駐車スペースが減るというわけではなく、有料の駐車スペースにした分、無料の駐車スペースを増やさないといけないというもので、得られた収益の一部は「釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイルート運営代表者会議」による道路清掃活動などにあてられました。

変更点3「国土交通省の発言の部分」

記事内に道の駅の担当者の発言として以下のような内容が書かれていました。

【変更前の記事】神奈川県にある道の駅「箱根峠」の担当者は、以下のように話します。「原則として道の駅では、車中泊は禁止となっています。ですが、仮眠はOKとなっているため、クルマを駐車場に停めた状態でお客さまがお休みになられていた場合、係員が車中泊か仮眠かを判断することができません。よって、車中泊をしていても係員が注意喚起や警告をすることは少ない状況です。実際、キャンピングカーを駐車場に長時間停車させているお客さまもいらっしゃいます」

まずこの記事に関しては道の駅「箱根峠」さんの担当者の方に事実確認をしました。

担当者の方はくるまのニュースさんが委託しているライターさんを個人の方だと思っていたようで、取材だとは思っていなかったそうです。記事の内容に関しても「この内容で話した覚えはない」ということだったので、上司の方とも色々お話をして、記事のようなお話をされてないんであれば(誤解も含めて)記事の撤回・修正をくるまのニュースさん話していただけませんか?とお願いしました。

そして担当者の方も車中泊について少し勘違いをしているようだったので、国土交通省の担当者の方も含め、「原則として道の駅では、車中泊は禁止となっています。」という表現は良くないですよね?という話をしました。

道の駅さん側、国土交通省さん側、そして私で話し合いして、最終的には道の駅「箱根峠」さんからくるまのニュースさんに「こういう内容でお話していません。改善してください。」と連絡をしていただきました。

くるまのニュースさん側もこれを受け入れ理解していただき、この記事の修正に至りました。

【修正後の記事】道の駅では、駐車場など公共空間で宿泊施目的の利用はご遠慮いただいています。

多くの方にご協力いただき、記事の改善につながりました。

変更点4、5「車中泊禁止」

記事の2ページにあった「道の駅では車中泊は禁止」と言う文言も先に説明したような理由で、削除していただきました。

【削除前の記事】道の駅では車中泊は禁止されているがSA・PAの場合どうなのか

【削除前の記事】運転中の休憩施設である道の駅は基本的に車中泊は禁止されていますが…

上記の内容も削除修正していただきました。

そして記事の最後に「※記事初出時より、本文の一部を訂正いたしました(5月8日10時40分)」と記載されました。

全部で5カ所の重要な部分、皆さんに凄く誤解を生んでしまいそうな部分を修正していただきました。

記事の改善にご協力いただいた、くるまのニュースの担当ライター様、神奈川県の道の駅「箱根峠」の担当者様、国道交通省の担当者様に再度感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

間違った情報を流さないで

道の駅についてちゃんと国土交通省のサイトなどを見て、調べれば、道の駅での車中泊禁止が間違っているということがわかると思います。

道の駅では車中泊禁止だと発信している方や古い記事など間違った情報が載っているウェブサイトは恐らく、まだたくさんあるでしょう。

国土交通省が決めた道の駅の要項を読めば、そういった記事に惑わされることは無いと思いますが、何も知らない方からしたら、そういった記事を鵜呑みにしてしまうこともあるでしょう。

道の駅での車中泊に関して何か発信するならば、しっかりと調べ、責任をもって作成していただきたいです。

道の駅で車中泊が禁止になることは有りません。道の駅は休憩施設であり、車中泊は車の中での休憩行為だからです。

道の駅の機能である休憩行為を禁止出来るわけはありません。

だからと言ってマナーやモラルを守らず、他人に迷惑をかける行為や犯罪行為は許されるものではありません。

皆が安心して出来る車中泊、地域貢献できる車中泊、極力迷惑をかけない車中泊を心がけたいと思います。

この記事に関する動画はこちら

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管理者のNinjaにんにんは 全国のドライバーの安全を守る活動をしております。 その中で一部の道の駅が不正に「独自ルール」によってドライバーを危険にさらしていると知り、国と争った結果、国土交通省より「車中泊禁止、車中泊ご遠慮」といった車内での休憩、仮眠を妨害する様な表現は不適切だと正式に認められた結果、不適切な看板の撤回撤去をしております。 実績は中国地方104カ所の道の駅と全国19カ所の計123カ所(2021年5月現在)の 車中泊禁止、車中泊ご遠慮、長時間駐車の禁止の看板の撤回撤去をさせていただいております。 活動についてはYouTubeでも報告させていただいています。

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